九州電力の「やらせメール」問題で、佐賀県の古川康知事は9日、県議会の特別委員会で、九電幹部が知事発言として記録したメモについて「こうした項 目に話が及んだことは確かで、全面否定はしない」と述べた。一方で「内容やニュアンスが違う」とし、九電側に発言が誤解されたと主張。「責任をとる考えは ない」とした。
古川知事は6月21日朝、九電幹部と会談し、玄海原発(同県玄海町)の運転再開に向け、国が県民向けに企画したテレビ番組(6月26日放送)につ いて、再開容認の立場から番組に意見を送るよう発言。九電幹部のメモによると、知事は自民党系県議が容認するよう支持者に働きかけることも九電に求めるな どした。
この点について知事は特別委で「自民党の県議には原発への不安の声が支持者から寄せられており、安全性を認識してもらう必要があると述べた」と釈 明。再開容認の声を出すよう発言した点については「経済界には再開を容認する声があると聞く。この機会に、そうした声を寄せてほしいので発言した。九電に 要請したものではない」との説明を繰り返した。
古川知事は6月21日朝、九電幹部と会談し、玄海原発(同県玄海町)の運転再開に向け、国が県民向けに企画したテレビ番組(6月26日放送)につ いて、再開容認の立場から番組に意見を送るよう発言。九電幹部のメモによると、知事は自民党系県議が容認するよう支持者に働きかけることも九電に求めるな どした。
この点について知事は特別委で「自民党の県議には原発への不安の声が支持者から寄せられており、安全性を認識してもらう必要があると述べた」と釈 明。再開容認の声を出すよう発言した点については「経済界には再開を容認する声があると聞く。この機会に、そうした声を寄せてほしいので発言した。九電に 要請したものではない」との説明を繰り返した。
0 comments:
Post a Comment