Tuesday, 9 August 2011

仏女性作家、前IMFトップを告訴 「過去に暴行未遂」

写真:5日、パリの弁護士事務所を出るトリスタンヌ・バノンさん=ロイター 
5日、パリの弁護士事務所を出るトリスタンヌ・バノンさん=ロイター
 国際通貨基金(IMF)の前専務理事ドミニク・ストロスカーン被告(62)に性的暴行を受けそうになったとして、フランス人女性作家トリスタンヌ・バノンさん(32)が5日、同被告をパリ検察当局に訴えた。AFP通信などが伝えた。
同被告はニューヨークでのホテル客室係への強姦(ごうかん)未遂事件で、被害者の供述に疑問が出て軟禁を解かれたばかり。起訴取り下げや来年の仏大統領選への立候補が取りざたされる中、新たな訴訟を抱える可能性が浮上。再び窮地に立たされた。
同通信などによると、バノンさんは2003年、取材に訪れた際に同被告に襲いかかられた、と主張している。一方、ストロスカーン被告の弁護士は「架空の話」として、バノンさんを名誉毀損(きそん)で訴える準備があるという。(野島淳)

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